JVNDB-2020-001006
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Microsoft Windows CryptoAPI における Elliptic Curve Cryptography (ECC) 証明書の検証不備の脆弱性
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Microsoft の Crypt32.dll が提供する Windows CryptoAPI には、Elliptic Curve Cryptography (ECC) 証明書の検証不備の脆弱性が存在します。
CertGetCertificateChain() 関数により ECC キーを持つ証明書を信頼されたルート CA までトレースが可能か判断する場合、証明書チェーンの信頼性を適切に検証できないため、正当な証明書になりすませる可能性があります。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows Server version 1803
- Microsoft Windows Server version 1903
- Microsoft Windows Server version 1909
- Microsoft Windows Server 2016
- Microsoft Windows Server 2019
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詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
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中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、HTTPS 通信の傍受や改ざんしたり、または悪意のあるプログラムの署名を詐称したりするなどの可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
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マイクロソフト
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- 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
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- CVE-2020-0601
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- JVN : JVNVU#91499458
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-0601
- US-CERT Vulnerability Note : VU#849224
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