【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2020-000081

Apache Cordova Plugin camera における情報漏えいの脆弱性

概要

Apache Cordova Plugin camera は、Apache Cordova アプリ向けに写真撮影や画像ライブラリからの選択操作などに関する API を提供するプラグインです。
Apache Cordova Plugin camera が Android アプリに組み込まれて使用される場合、当該デバイスに外部ストレージが存在していると画像ファイルのキャッシュとして使用されるため、READ_EXTERNAL_STORAGE (や WRITE_EXTERNAL_STORAGE) パーミッションが許可されているアプリケーションからはこれらのキャッシュファイルにアクセス可能です(CWE-200)。

なお、本脆弱性の修正はソースコードリポジトリ上ではバージョン 4.2.0 で行われていますが、バージョン 4.2.0 は正式にはリリースされていないため、修正が行われたバージョンとしては 5.0.0 となります。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社 セゾン情報システムズ 松村 章宏 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Cordova Plugin camera 5.0.0 より前のバージョン

想定される影響

当該プラグインを組み込んでいるアプリケーションを、外部ストレージを持っている Android デバイスにインストールしている場合、写真を撮影したときの画像ファイルは外部ストレージにキャッシュされるため、悪意を持ったアプリケーションからアクセスされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
Cordova Plugin camera を使用して Android アプリケーションを作成している開発者は、当該プラグインのバージョン 5.0.0 あるいはそれ以降を使うようにアプリケーションを更新してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-11990
参考情報

  1. JVN : JVN#59779918
更新履歴

  • [2020年12月07日]
      掲載