【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2020-000080

EC-CUBE における複数の脆弱性

概要

株式会社イーシーキューブが提供する EC-CUBE には、次の複数の脆弱性が存在します。
・クリックジャッキング (CWE-1021) - CVE-2020-5679
・不適切な入力確認 (CWE-20) - CVE-2020-5680

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2020-5680の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2020-5679の評価になります。
影響を受けるシステム


株式会社イーシーキューブ
  • EC-CUBE 3.0.0 から 3.0.18 までのバージョン (CVE-2020-5679)
  • EC-CUBE 3.0.5 から 3.0.18 までのバージョン (CVE-2020-5680)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品の管理画面にログイン済みのユーザが細工されたページにアクセスし、画面上のコンテンツをクリックした場合、意図しない操作をさせられる - CVE-2020-5679
・遠隔の第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける - CVE-2020-5680
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
ベンダ情報

株式会社イーシーキューブ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
  2. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-5679
  2. CVE-2020-5680
参考情報

  1. JVN : JVN#24457594
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-5679
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-5680
更新履歴

  • [2020年12月03日]
      掲載
  • [2020年12月03日]
      影響を受けるシステム:内容を更新