【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2020-000004

トレンドマイクロ製パスワードマネージャーにおける情報漏えいの脆弱性

概要

トレンドマイクロ株式会社が提供するパスワードマネージャーには、情報漏えいの脆弱性 (CWE-200) が存在します。
特定の条件下において、管理する ID とパスワードなどの情報をメモリ上に平文で保持し続けている状態が発生するため、メモリ内容をスキャンすることができれば取得可能です。

なお、本脆弱性は JVN#37183636 とは異なる問題です。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: PinkFlyingWhale 黒翼猫 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.6 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.5 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • パスワードマネージャー Windows 版 バージョン 3.8.0.1103 およびそれ以前
  • パスワードマネージャー Mac 版 バージョン 3.8.0.1052 およびそれ以前

開発者によると、パスワードマネージャー Android 版 およびパスワードマネージャー iOS 版は本脆弱性の影響を受けないとのことです。
想定される影響

管理者権限を持った他ユーザや当該製品を使用するユーザの権限を取得した第三者が、メモリ内容をスキャンすることで、機微な情報を取得する可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者によると、本脆弱性の修正はパスワードマネージャー Windows 版バージョン 5.0.0.1058 および Mac 版バージョン 5.0.1037 で行われているとのことです。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-15625
参考情報

  1. JVN : JVN#49593434
更新履歴

  • [2020年01月17日]
      掲載