【活用ガイド】

JVNDB-2019-012905

Microsoft Windows XP における情報を公開される脆弱性

概要

Microsoft Windows XP には、Windows Remote Desktop Protocol (RDP) がメモリ内のオブジェクトの適切な処理に失敗した場合、情報を公開される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Remote Desktop Protocol Information Disclosure Vulnerability」として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows XP SP3

想定される影響

情報を公開される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-1489
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-1489
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2019年12月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2019-0046
更新履歴

  • [2019年12月16日]
      掲載