【活用ガイド】

JVNDB-2019-011686

三菱電機製 MELSEC-Qシリーズ CPU ユニットおよび MELSEC-L シリーズ CPU ユニットの FTP サーバ機能にリソース枯渇の脆弱性

概要

三菱電機株式会社が提供する MELSEC-Q シリーズ CPU ユニットおよび MELSEC-L シリーズ CPU ユニットの FTP サーバ機能には、リソース枯渇の脆弱性 (CWE-400) が存在します。当該製品の FTP サーバ機能がサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


三菱電機
  • MELSEC-L シリーズ CPU ユニット L02/06/26CPU, L26CPU-BT (シリアル番号の上位5桁が 21101 およびそれ以前)
  • MELSEC-L シリーズ CPU ユニット L02/06/26CPU-P, L26CPU-PBT (シリアル番号の上位5桁が 21101 およびそれ以前)
  • MELSEC-L シリーズ CPU ユニット L02/06/26CPU-CM, L26CPU-BT-CM (シリアル番号の上位5桁が 21101 およびそれ以前)
  • MELSEC-Q シリーズ CPU ユニット Q03UDECPU, Q04/06/10/13/20/26/50/100UDEHCPU (シリアル番号の上位5桁が 21081 およびそれ以前)
  • MELSEC-Q シリーズ CPU ユニット Q03/04/06/13/26UDVCPU (シリアル番号の上位5桁が 21081 およびそれ以前)
  • MELSEC-Q シリーズ CPU ユニット Q04/06/13/26UDPVCPU (シリアル番号の上位5桁が 21081 およびそれ以前)

想定される影響

当該製品の FTP サーバ機能がサービス運用妨害 (DoS) 状態になることで、FTP クライアントが FTP サーバに接続できなくなります。
開発者によると、本脆弱性の影響を受けるのは FTP サーバ機能のみとのことです。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに適切なアップデートを実施してください。
開発者によると、FTP クライアントから一定時間操作がない場合にコネクションを自動切断する機能を追加した、以下のバージョンをリリースしたとのことです。

* MELSEC-Q シリーズ CPU ユニット (シリアル No. の上 5桁が 21082 およびそれ以降)
* MELSEC-L シリーズ CPU ユニット (シリアル No. の上 5桁が 21102 およびそれ以降)

[ワークアラウンドを実施する]
信頼できないネットワークやホストからの FTP リクエストをファイアウォールでブロックするなどの対策を実施することで、本脆弱性の影響を軽減できます。
ベンダ情報

三菱電機
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-13555
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97094124
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-13555
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-19-311-01
更新履歴

  • [2019年11月15日]
      掲載
  • [2019年12月02日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2019-13555) を追加