【活用ガイド】

JVNDB-2019-009288

OpenSSL の EC グループにおけるサイドチャンネルに耐性のないコードパスにフォールバックされる脆弱性

概要

OpenSSL の EC グループは、明示的なパラメータを使用してグループを作成する場合、co-factor が存在しないため、サイドチャンネルに耐性のないコードパスにフォールバックされ、ECDSA 署名操作中に完全なキー回復が行われる脆弱性が存在します。

 影:攻撃者により、libcrypto を使用するアプリケーションで co-factor が存在しない明示的なパラメータが使用されていることで、サイドチャンネルに耐性のないコードパスにフォールバックされ、ECDSA 署名操作中に完全なキー回復が行われる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • OpenSSL 1.1.1 から 1.1.1c
  • OpenSSL 1.1.0 から 1.1.0k
  • OpenSSL 1.0.2 から 1.0.2s

想定される影響

攻撃者により、libcrypto を使用するアプリケーションで co-factor が存在しない明示的なパラメータが使用されていることで、サイドチャンネルに耐性のないコードパスにフォールバックされ、ECDSA 署名操作中に完全なキー回復が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenSSL Project 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要なデータの暗号化の欠如(CWE-311) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-1547
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94367039
  2. JVN : JVNVU#90348129
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-1547
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-21-336-06
更新履歴

  • [2019年09月18日]
      掲載
  • [2019年11月11日]
      ベンダ情報:ソフトウェア製品セキュリティ情報 (hitachi-sec-2019-127) を追加
      ベンダ情報:Hitachi Software Vulnerability Information (hitachi-sec-2019-127) を追加
  • [2021年12月08日]
      参考情報:JVN (JVNVU#90348129) を追加
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-21-336-06) を追加