【活用ガイド】

JVNDB-2019-006664

ProFTPD における例外的な状態の処理に関する脆弱性

概要

ProFTPD には、例外的な状態の処理に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ProFTPD Project
  • ProFTPD 1.3.5b まで

想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ProFTPD Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 例外的な状態における不適切な処理(CWE-755) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-12815
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-12815
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-20-042-03
  3. 関連文書 : ProFTPd CVE-2019-12815
更新履歴

  • [2019年07月24日]
      掲載
  • [2020年02月12日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-20-042-03) を追加