【活用ガイド】

JVNDB-2019-002318

Microsoft SharePoint におけるリモートでコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft SharePoint には、アプリケーションパッケージのソースマークアップのチェックに失敗した場合、リモートでコードを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Microsoft SharePoint のリモート コードが実行される脆弱性」として公開しています。

本脆弱性は、CVE-2019-0594 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016
  • Microsoft SharePoint Foundation 2013 SP1
  • Microsoft SharePoint Server 2010 SP2
  • Microsoft SharePoint Server 2019

想定される影響

リモートでコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-0604
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-0604
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2019年2月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2019-0006
  4. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2019-0604
更新履歴

  • [2019年04月05日]
      掲載