【活用ガイド】

JVNDB-2019-001004

オムロン製 CX-One に任意のコード実行が可能な脆弱性

概要

オムロン株式会社が提供する CX-One には、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。

オムロン株式会社が提供する CX-One の CX-Protocol には、プロジェクトファイルを処理する際の、型の取り違え (CWE-843) に起因する、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [JPCERT/CC値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オムロン株式会社
  • CX-One Version 4.50 およびそれ以前 
  • CX-Protocol Version 2.0 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

細工されたプロジェクトファイルを処理することで、第三者によってアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

オムロン株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 型の取り違え(CWE-843) [JPCERT/CC評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-19027
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97716739
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-19027
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-19-010-02
更新履歴

  • [2019年01月15日]
      掲載
  • [2019年04月03日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
  • [2019年08月27日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-19027) を追加