【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2019-000033

GROWI における複数の脆弱性

概要

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、次の複数の脆弱性が存在します。
・「ユーザーの基本情報」の更新処理におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性 (CWE-352) - CVE-2019-5968
・ログイン時の処理におけるオープンリダイレクトの脆弱性 (CWE-601) - CVE-2019-5969

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ディーカレット セキュリティグループ
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2019-5968の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2019-5969の評価になります。
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v3.4.6 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる - CVE-2019-5968
・当該製品にログイン可能なユーザが、細工された URL を通じてログインすることで、任意のウェブサイトにリダイレクトされる - CVE-2019-5969
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [IPA評価]
  2. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2019-5968
  2. CVE-2019-5969
参考情報

  1. JVN : JVN#84876282
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-5968
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2019-5969
更新履歴

  • [2019年06月07日]
      掲載
  • [2019年10月01日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2019-5968) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2019-5969) を追加