【活用ガイド】

JVNDB-2018-010671

Microsoft Exchange Server における権限を昇格される脆弱性

概要

Microsoft Exchange Server には、権限を昇格される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性」として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.4 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2010
  • Microsoft Exchange Server 2013
  • Microsoft Exchange Server 2016
  • Microsoft Exchange Server 2019

想定される影響

権限を昇格される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-8581
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-8581
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2018年11月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2018-0046
  4. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2018-8581
更新履歴

  • [2018年12月19日]
      掲載