【活用ガイド】

JVNDB-2018-008715

Oracle Java SE の Java SE における Utility に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE の Java SE には、Utility に関する処理に不備があるため、完全性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 11
  • JRE 11
日立
  • Hitachi Automation Director
  • Hitachi Compute Systems Manager
  • Hitachi Configuration Manager
  • Hitachi Device Manager
  • Hitachi Dynamic Link Manager
  • Hitachi Global Link Manager
  • Hitachi Infrastructure Analytics Advisor
  • Hitachi Replication Manager
  • Hitachi Tiered Storage Manager
  • Hitachi Tuning Manager

想定される影響

リモートの攻撃者により、情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル 日立
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-3150
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-3150
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2018-3183等)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2018-0042
更新履歴

  • [2018年10月26日]
      掲載
  • [2018年10月29日]  
       影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:日立 (hitachi-sec-2018-131) を追加