【活用ガイド】

JVNDB-2018-003653

Apple iOS の Telephony コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple iOS の Telephony コンポーネントには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびリブート) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 11.3 未満 (iPhone 5s 以降)
  • iOS 11.3 未満 (Wi-Fi + Cellular モデルの iPad Air 以降)

想定される影響

リモートの攻撃者により、Class 0 の SMS メッセージを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびリブート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT208693
  • Apple セキュリティアップデート : HT208693
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-4140
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92378299
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-4140
更新履歴

  • [2018年05月31日]
      掲載