【活用ガイド】

JVNDB-2018-003530

Microsoft Windows 10 および Windows 10 のサーバの Device Guard におけるセキュリティ機能を回避される脆弱性

概要

Microsoft Windows 10 および Windows 10 のサーバの Device Guard には、セキュリティ機能を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Windows のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性」として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 10 Version 1709 for 32-bit Systems
  • Microsoft Windows 10 Version 1709 for 64-based Systems
  • Microsoft Windows Server バージョン 1709 (Server Core Installation)

想定される影響

セキュリティ機能を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-1035
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-1035
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2018年4月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2018-0016
更新履歴

  • [2018年05月25日]
      掲載