JVNDB-2018-003396
|
BIND に複数のサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
|
BIND には、次のサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
* 少なくとも一つ以上の zone 情報を提供する、 NOTIFY メッセージの送信元を制限していない Slave サーバにおける、データベースのカウント処理に関する assertion failure - CVE-2018-5736
* serve-stale 機能の実装における assertion failure および serve-stale 機能と NSEC aggressive negative caching との相互作用における意図しない動作 - CVE-2018-5737
|
CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.9 (警告) [JPCERT/CC値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2018-5737の評価になります。
|
CVSS v3 による深刻度
基本値:
5.3 (警告) [JPCERT/CC値]
-
攻撃元区分: ネットワーク
-
攻撃条件の複雑さ: 高
-
攻撃に必要な特権レベル: 低
-
利用者の関与: 不要
-
影響の想定範囲: 変更なし
-
機密性への影響(C): なし
-
完全性への影響(I): なし
-
可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2018-5736の評価になります。
|
|
ISC, Inc.
|
|
遠隔の攻撃者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
|
[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
* BIND 9.12.1-P2
[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
* 信頼できるソースからのみ NOTIFY メッセージを受信する - CVE-2018-5736
* named.conf にて "max-stale-ttl" を 0 (ゼロ) に設定する (serve-stale 機能も無効となります) - CVE-2018-5737
|
ISC, Inc.
|
|
- CVE-2018-5736
- CVE-2018-5737
|
- JVN : JVNVU#91301831
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-5736
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-5737
- 関連文書 : BIND 9.12.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について(CVE-2018-5736)
- 関連文書 : BIND 9.12.xの脆弱性(サービス性能の劣化及びDNSサービスの停止)について(CVE-2018-5737)
|
- [2018年05月23日]
掲載
- [2019年08月28日]
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-5736) を追加
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-5737) を追加
|