【活用ガイド】

JVNDB-2018-003287

Microsoft Internet Explorer 11 におけるリモートでコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 11 には、リモートでコードを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性」として公開しています。

本脆弱性は、CVE-2018-0870、CVE-2018-0991、CVE-2018-0997、および CVE-2018-1020 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 11

想定される影響

メモリ内のオブジェクトの不適切なアクセスを介して、リモートでコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-1018
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2018-1018
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2018年4月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2018-0016
更新履歴

  • [2018年05月21日]
      掲載