【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000137

GROWI におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

v3.1.12 においてクロスサイトスクリプティング対策を行った際、マークダウン設定画面においてクロスサイトスクリプティング対策の有効/無効を切り替える設定項目 (「XSSを抑制する」オプション) が追加されましたが、クロスサイトスクリプティング対策が無効な状態でも有効であるかのように表示される問題がありました。開発者によると、本脆弱性は v3.2.4 で修正されたとのことです。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 東京大学教養学部 米内 貴志 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社WESEEK
  • GROWI v3.2.3 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

次のいずれかの方法で対策を行ってください。

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

なお、本脆弱性の修正とは別に、v3.2.5 では「New Page modal」の処理におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CVE-2018-16205) が修正されています。

[ワークアラウンドを実施する]
v3.1.12 以降のバージョンを使用していて、何らかの理由でアップデートできない、あるいはアップデートが困難である場合、管理者アカウントでログイン後、次の操作を行うことで、「XSSを抑制する」オプションの設定内容が正しく反映されるようになります。
1. マークダウン設定画面 (/admin/markdown) にアクセス
2. 「XSSを抑制する」オプションを一旦OFFに切り替え、設定を保存
3. 「XSSを抑制する」オプションを再びONに切り替え、「おすすめ設定」を選択して設定を保存
ベンダ情報

株式会社WESEEK
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0698
  2. CVE-2018-16205
参考情報

  1. JVN : JVN#96493183
更新履歴

  • [2018年12月26日]
      掲載