【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000090

アタッシェケースにおける複数のディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

HiBARA Software が提供するアタッシェケースは、オープンソースのファイル暗号化ソフトです。アタッシェケースには、ATC ファイルに含まれるファイル名の処理に起因する、ディレクトリトラバーサル (CWE-22) の脆弱性が存在します。

CVE-2018-0660 は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 塚本 泰三 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


HiBARA Software
  • アタッシェケース ver.3.3.0.0 およびそれ以前
  • アタッシェケース ver.2.8.4.0 およびそれ以前

【2018年8月31日追記】
本脆弱性情報は、2018年8月6日 (月) 12:00 に JVN 上で公表をし、その際の影響を受ける製品バージョンは「アタッシェケース ver.2.8.3.0 およびそれ以前」および「アタッシェケース ver.3.2.3.0 およびそれ以前」と記載していましたが、開発者が公開した「アタッシェケース ver.2.8.4.0」および「アタッシェケース ver.3.3.0.0」において、修正が不十分であったことが確認されたため [影響を受けるシステム] を更新しました。
想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、細工された ATC ファイルを復号することで、次のような影響を受ける可能性があります。
・任意のファイルを作成されたり既存のファイルを上書きされたりする - CVE-2018-0659
・任意のファイルを作成される - CVE-2018-0660
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

HiBARA Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0659
  2. CVE-2018-0660
参考情報

  1. JVN : JVN#62121133
更新履歴

  • [2018年08月06日]
      掲載
  • [2018年08月31日]
      影響を受けるシステム:内容を更新