【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2018-000051

Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストーラにおける DLL 読み込みの脆弱性

概要

Microsoft が提供する Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに関する処理に不備があり、インストーラと同一のディレクトリ内に存在する特定の DLL ファイルを読み込んでしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。
開発者によると、本件は「アプリケーション ディレクトリにおける DLL の植え付け」の問題であり、実際の攻撃実現性は限定的であるため、セキュリティ更新プログラムによる対応は行わないとのことです。

開発者による「アプリケーション ディレクトリにおける DLL の植え付け」への対応については、開発者が提供する情報をご確認ください。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Visual C++ 再頒布可能パッケージ

想定される影響

インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
・インストーラは新たに作成したディレクトリに保存し、他の無関係なファイルが存在しない状態で実行する
・インストーラを保存したディレクトリに信用できないファイルが存在しないことを確認する
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2018-0599
参考情報

  1. JVN : JVN#81196185
  2. JVN : JVNTA#91240916
更新履歴

  • [2018年05月17日]
      掲載