【活用ガイド】

JVNDB-2017-014177

Linux Kernel における例外的な状態の処理に関する脆弱性

概要

Linux Kernel には、例外的な状態の処理に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu
Debian
  • Debian GNU/Linux
Linux
  • Linux Kernel 4.12 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop
  • Red Hat Enterprise Linux Server
  • Red Hat Enterprise Linux Server AUS
  • Red Hat Enterprise Linux Server EUS
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 例外的な状態における不適切な処理(CWE-755) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-7518
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-7518
  2. 関連文書 : [PATCH] KVM: x86: fix singlestepping over syscall
  3. 関連文書 : CVE-2017-7518 Kernel: KVM: debug exception via syscall emulation
更新履歴

  • [2018年11月05日]
      掲載

公表日2017/06/22
登録日2018/11/05
最終更新日2018/11/05