【活用ガイド】

JVNDB-2017-013132

Apple macOS の Font Importer コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apple macOS の Font Importer コンポーネントには、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、またはプロセスメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X 10.12.5
  • Apple Mac OS X 10.11.6
  • Apple Mac OS X 10.10.5

想定される影響

リモートの攻撃者により、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、または巧妙に細工されたフォントを介して、プロセスメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT207922
  • Apple セキュリティアップデート : HT207922
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-13850
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-13850
更新履歴

  • [2018年06月01日]
      掲載