【活用ガイド】

JVNDB-2017-013125

Apple Safari などで使用される Webkit コンポーネントにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple Safari などで使用される WebKit コンポーネントには、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 10.1 未満 (OS X Yosemite 10.10.5)
  • Safari 10.1 未満 (OS X El Capitan 10.11.6)
  • Safari 10.1 未満 (macOS Sierra 10.12.4)

上記以外の Webkit を利用する製品も影響を受ける可能性があります。
想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT207600
  • Apple セキュリティアップデート : HT207600
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-7071
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-7071
更新履歴

  • [2018年06月01日]
      掲載