【活用ガイド】

JVNDB-2017-006689

Rufus に更新がセキュアに行われない脆弱性

概要

Akeo Consulting が提供する Rufus は更新の確認や更新データの取得がセキュアに行われていません。結果として、任意のコードが実行される可能性があります。

Akeo Consulting が提供する Rufus はアップデートの取得を HTTP 経由で行っています。また、ダウンロードされたアップデートファイルの検証処理において、検証に失敗した場合でも、ユーザは警告を無視してアップデートを実行することが可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Akeo Consulting
  • Rufus 2.16

想定される影響

中間者 (man-in-the-middle) 攻撃により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

2017年8月31日現在、対策方法は不明です。

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* 当該製品のアップデート機能を使わずに、ウェブブラウザを使って手動でベンダサイトより更新データを取得してアップデートを行う
ベンダ情報

Akeo Consulting
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-13083
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98866977
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-13083
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#403768
更新履歴

  • [2017年09月01日]
      掲載
  • [2018年03月07日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-13083) を追加