【活用ガイド】

JVNDB-2017-005163

FFmpeg における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

FFmpeg は、HTTP Live Streaming のファイル名拡張子およびデマルチプレクサ名を適切に制限しないため、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FFmpeg
  • FFmpeg 2.8.12 未満
  • FFmpeg 3.1.9 未満の 3.0.x および 3.1.x
  • FFmpeg 3.2.6 未満の 3.2.x
  • FFmpeg 3.3.2 未満の 3.3.x

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたプレイリストデータを介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FFmpeg
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-9993
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-9993
更新履歴

  • [2017年07月19日]
      掲載