【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-004607

Deep Discovery Email Inspector に任意のコードが実行可能な脆弱性

概要

トレンドマイクロ株式会社が提供する Deep Discovery Email Inspector には、ファイルアップロード機能に起因して任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Deep Discovery Email Inspector 2.1 Critical Patch 1329 より前のバージョン
  • Deep Discovery Email Inspector 2.5 Service Pack 1 Critical Patch 1162 より前のバージョン

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該製品が動作しているシステムに任意のファイルをアップロードされる可能性があります。結果として、root 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。
開発者は、本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。

 * Deep Discovery Email Inspector 2.1 Critical Patch 1329
 * Deep Discovery Email Inspector 2.5 Service Pack 1 Critical Patch 1162
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVNVU#95587881
  2. 関連文書 : ZDI-17-283
  3. 関連文書 : Zero Day Initiative
更新履歴

  • [2017年06月30日]
      掲載