【活用ガイド】

JVNDB-2017-004375

D-Link DIR-600M デバイスのファームウェアの login.cgi における認証を回避される脆弱性

概要

D-Link DIR-600M デバイスのファームウェアの login.cgi には、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DIR-600M ファームウェア 3.04

想定される影響

リモートの攻撃者により、admin ログインの試行中に password フィールドに 20 以上の空白スペースを入力されることで、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-9100
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-9100
  2. 関連文書 : D-Link Authentication Bypass[CVE-2017-9100] (POC)
更新履歴

  • [2017年06月23日]
      掲載