【活用ガイド】

JVNDB-2017-004370

ImageMagick および GraphicsMagick におけるプロセスメモリ空間から重要な情報を漏えいされる脆弱性

概要

ImageMagick および GraphicsMagick は、RLE デコーダで初期化されていないメモリを使用するため、プロセスメモリ空間から重要な情報を漏えいされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GraphicsMagick
  • GraphicsMagick 1.3.24 未満
ImageMagick
  • ImageMagick 7.0.5-2 未満

想定される影響

プロセスメモリ空間から重要な情報を漏えいされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GraphicsMagick ImageMagick
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 初期化されていないリソースの使用(CWE-908) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-9098
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-9098
更新履歴

  • [2017年06月23日]
      掲載