【活用ガイド】

JVNDB-2017-004259

Trend Micro ServerProtect for Linux における任意のファイルに書き込まれる脆弱性

概要

Trend Micro ServerProtect for Linux には、任意のファイルに書き込まれ、その結果、root 権限で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Trend Micro ServerProtect for Linux 3.0 CP 1531 未満の 3.0

想定される影響

攻撃者により、ソフトウェアアップデートの検証の失敗を利用されることで、任意のファイルに書き込まれ、その結果、root 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-9034
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93240386
  2. JVN : JVNVU#93240386 (英語版)
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-9034
更新履歴

  • [2017年06月21日]
      掲載
    [2017年09月26日]
      ベンダ情報:トレンドマイクロ (アラート/アドバイザリ: ServerProtect for Linux 3.0の複数の脆弱性(CVE-2017-9032/9033/9034/9035/9036/9037)について) を追加
      参考情報:JVN (JVNVU#93240386) を追加