【活用ガイド】

JVNDB-2017-002769

MODX Revolution におけるサーバを偽装される脆弱性

概要

MODX Revolution の (1) アップデートおよび (2) package-installation 機能は、SSL サーバからの X.509 証明書を検証しないため、サーバを偽装され、任意のコードの実行を誘発される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MODX
  • MODX Revolution 2.5.4-pl およびそれ以前

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、サーバを偽装され、任意のコードの実行を誘発される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MODX
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-7322
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-7322
  2. 関連文書 : ModX CMS Responsible Disclosure January 2017
  3. 関連文書 : MODX Revolution CMS Multiple Security Vulnerabilities
更新履歴

  • [2017年04月28日]
      掲載