【活用ガイド】

JVNDB-2017-002236

Sielco Sistemi Winlog Lite および Winlog Pro SCADA ソフトウェアにおける DLL ハイジャックの脆弱性

概要

Sielco Sistemi Winlog Lite および Winlog Pro SCADA ソフトウェアには、制御されていない検索パスの要素により、DLL ハイジャックの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Sielco Sistemi
  • WinLog Lite 3.02.01 未満
  • WinLog Pro 3.02.01 未満

想定される影響

攻撃者により、悪意のある DLL を利用するアプリケーションと同等の権限でシステムにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Sielco Sistemi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 制御されていない検索パスの要素(CWE-427) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-5161
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-5161
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-17-038-01
更新履歴

  • [2017年04月05日]
      掲載