【活用ガイド】

JVNDB-2017-002221

複数の F-Secure 製品で配布される F-Secure Software Updater における脆弱性

概要

複数の F-Secure 製品で配布される F-Secure Software Updater は、インストールパッケージのダウンロード後にファイルを検証しないため、任意の実行ファイルに置き換えられ、SYSTEM アカウントで実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • Software Updater 2.20

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、任意の実行ファイルに置き換えられ、SYSTEM アカウントで実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6466
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6466
  2. 関連文書 : CVE-2017-6466 - Remote Code Execution under SYSTEM via MITM in F-Secure AV
更新履歴

  • [2017年04月04日]
      掲載