【活用ガイド】

JVNDB-2017-001161

複数の Oracle Java 製品における JAAS に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE、Java SE Embedded、および JRockit には、JAAS に関する処理に不備があるため、完全性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 6 Update 131
  • JDK 7 Update 121
  • JDK 8 Update 112
  • JRE 6 Update 131
  • JRE 7 Update 121
  • JRE 8 Update 112
  • Oracle Java SE Embedded 8 Update 111
  • Oracle JRockit R28.3.12

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル 日立 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3252
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3252
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2017-3289等)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2017-0005
更新履歴

  • [2017年02月01日]
      掲載