【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000220

CG-WLR300NM における複数の脆弱性

概要

株式会社コレガが提供する CG-WLR300NM は無線 LAN ルータです。CG-WLR300NM には、次の複数の脆弱性が存在します。
・OS コマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2017-10813
・バッファオーバーフロー (CWE-119) - CVE-2017-10814

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 塚本 泰三 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2017-10813の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2017-10814の評価になります。
影響を受けるシステム


株式会社コレガ
  • CG-WLR300NM ファームウエア 1.90 およびそれ以前

想定される影響

当該製品の管理画面にログイン可能なユーザによって、任意の OS コマンドを実行される - CVE-2017-10813
当該製品の管理画面にログイン可能なユーザによって、任意のコードを実行される - CVE-2017-10814
対策

[CG-WLR300NM を使用しない]
CG-WLR300NM を使用しないでください。CG-WLR300NM のサポートは終了しているため、対策版ファームウェアのリリース予定はありません。
ベンダ情報

株式会社コレガ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
  2. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-10813
  2. CVE-2017-10814
参考情報

  1. JVN : JVN#00719891
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-10813
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-10814
更新履歴

  • [2017年09月08日]
      掲載
  • [2018年02月28日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-10813) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-10814) を追加