【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000035

WBCE CMS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

WBCE Team が提供する WBCE CMS は、オープンソースのコンテンツ管理システム (CMS) です。WBCE CMS には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 浅井　健 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


WBCE Team
  • WBCE CMS 1.1.10 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

[パッチを適用する]
WBCE CMS 1.1.3 から 1.1.10 までのバージョンに対応したパッチが提供されています。
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。
ベンダ情報

WBCE Team
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2118
参考情報

  1. JVN : JVN#73083905
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2118
更新履歴

  • [2017年02月28日]
      掲載
    [2017年06月01日]
      参考情報：National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-2118) を追加

公表日2017/02/28
登録日2017/02/28
最終更新日2017/06/01