【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000013

Nessus におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Nessus には、情報を HTML ページに出力する際の処理に起因する、格納型のクロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 岩崎 徳明 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Tenable Network Security
  • Nessus 6.9 より前のバージョン

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意の JavaScript を実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Tenable Network Security
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-9260
参考情報

  1. JVN : JVN#12796388
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-9260
更新履歴

  • [2017年01月24日]
      掲載
    [2017年02月20日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-9260) を追加