【活用ガイド】

JVNDB-2016-007799

A10 AX1030 およびその他のデバイスのソフトウェアにおける認証キーを取得される脆弱性

概要

A10 AX1030 およびその他のデバイスのソフトウェアは、ランダムな GCM nonce 生成を使用するため、認証キーを取得され、データを偽造される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2016-0270 と同様の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


A10ネットワークス株式会社
  • Advanced Core Operating System 2.7.2-P8 未満

AX1030 およびその他のデバイス上で稼動する上記製品が本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

リモートの攻撃者により、セッション中に、再利用された nonce および "禁止された攻撃 (forbidden attack)" を利用されることで、認証キーを取得され、データを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

A10ネットワークス株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-10213
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-10213
更新履歴

  • [2017年03月17日]
      掲載