【活用ガイド】

JVNDB-2016-007767

Symfony における認証を回避される脆弱性

概要

Symfony には、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Sensio Labs
  • Symfony 2.8.6 未満
  • Symfony 3.0.6 未満の 3.x

想定される影響

リモートの攻撃者により、空のパスワードおよび無効なユーザ名でログインされることで、認証されていないバインドを誘発され、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Sensio Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2403
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2403
更新履歴

  • [2017年03月16日]
      掲載

公表日2016/05/09
登録日2017/03/16
最終更新日2017/03/16