【活用ガイド】

JVNDB-2016-007756

Putty における DLL ハイジャック攻撃を実行される脆弱性

概要

Putty には、検索パスに関する処理に不備があるため、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Simon Tatham
  • PuTTY beta 0.67

想定される影響

ローカルユーザにより、カレントワーキングディレクトリのトロイの木馬の (1) UxTheme.dll または (2) ntmarta.dll ファイルを介して、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Simon Tatham
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼できない検索パス(CWE-426) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6167
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6167
  2. 関連文書 : Putty Beta 0.67 DLL Hijacking
更新履歴

  • [2017年03月15日]
      掲載