JVNDB-2016-007735
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GNU coreutils の chroot における親セッションにエスケープされる脆弱性
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GNU coreutils の chroot には、--userspec を伴い使用される場合、親セッションにエスケープされる脆弱性が存在します。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更あり
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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GNU Project
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ローカルユーザにより、端末の入力バッファに文字をプッシュする巧妙に細工された TIOCSTI ioctl コールを介して、親セッションにエスケープされる可能性があります。
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ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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GNU Project
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- 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
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- CVE-2016-2781
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2781
- 関連文書 : Re: CVE Request: util-linux runuser tty hijacking via TIOCSTI ioctl -- chroot
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