【活用ガイド】

JVNDB-2016-007507

IBM Tivoli Storage Manager FastBack インストーラにおけるシステム上で任意のコードを実行される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager FastBack インストーラには、インストーラの実行の際に、システム上で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • Tivoli Storage Manager FastBack Demo package on the Web page (option 4)

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された DLL を被害者のパス内に置かれることで、被害者の権限を利用してシステム上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-5934
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5934
更新履歴

  • [2017年03月02日]
      掲載