【活用ガイド】

JVNDB-2016-007065

Cisco ASR 5000 ソフトウェアの ipsecmgr プロセスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 5000 ソフトウェアの ipsecmgr プロセスには、IKE パケットの構文解析の際、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuy06917、CSCuy45036、CSCuy59525 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.0
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.1.0
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.1.a0
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.1.v0
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.M0.62842
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.M0.63229
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 20.0.v0
  • Cisco ASR 5000 シリーズソフトウェア 21.0.0

想定される影響

認証されたリモートの攻撃者により、ipsecmgr プロセスをリロードされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-9216
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-9216
更新履歴

  • [2017年02月09日]
      掲載