【活用ガイド】

JVNDB-2016-003828

Oracle MySQL の MySQL Server における Server: Option に関する脆弱性

概要

Oracle MySQL の MySQL Server には、Server: Option に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、および可用性に影響のある脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • MySQL 5.5.45 およびそれ以前
  • MySQL 5.6.26 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Software Collections 1 for RHEL

想定される影響

ローカルユーザにより、情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3471
更新履歴

  • [2016年07月26日]
      掲載
    [2016年10月27日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2016:0705) を追加