JVNDB-2016-002961
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EMC Isilon OneFS および IsilonSD Edge OneFS における SMB クライアントになりすまされる脆弱性
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EMC Isilon OneFS および IsilonSD Edge OneFS は、ncacn_np の DCERPC セッション内で SMB 署名を要求しないため、SMB クライアントになりすまされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2016-2115 と同様の問題です。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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DELL EMC (旧 EMC Corporation)
- EMC Isilon OneFS 7.1.x
- EMC Isilon OneFS 7.2.1.3 未満の 7.2.x
- EMC Isilon OneFS 8.0.0.1 未満の 8.0.x
- EMC IsilonSD Edge OneFS 8.0.0.1 未満の 8.0.x
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中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、クライアント-サーバデータストリームを変更されることで、SMB クライアントになりすまされる可能性があります。
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ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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DELL EMC (旧 EMC Corporation)
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- セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
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- CVE-2016-0907
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0907
- 関連文書 : ESA-2016-061: EMC Isilon OneFS SMB Signing Vulnerability
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