【活用ガイド】

JVNDB-2016-002075

Apache Struts における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apache Struts には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、別名 Forced double OGNL evaluation と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Struts 2.3.28 未満の 2.x

想定される影響

第三者により、tag 属性の "%{}" シーケンスを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
  • Apache Struts 2 Documentation : S2-029
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-0785
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0785
  2. 関連文書 : Apache Struts Double OGNL Evaluation Lets Remote Users Execute Arbitrary Code on the Target System
更新履歴

  • [2016年04月18日]
      掲載