【活用ガイド】

JVNDB-2016-001993

Apache ActiveMQ の Web ベースの管理コンソールにおけるクリックジャッキング攻撃を実行される脆弱性

概要

Apache ActiveMQ の Web ベースの管理コンソールは、X-Frame-Options HTTP ヘッダを送信しないため、クリックジャッキング攻撃を実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-254: Security Features (セキュリティ機能) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/254.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache ActiveMQ 5.13.2 未満の 5.x

想定される影響

第三者により、(1) FRAME または (2) IFRAME 要素を含む巧妙に細工された Web ページを介して、クリックジャッキング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-0734
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-0734
  2. 関連文書 : [ANNOUNCE] CVE-2016-0734: ActiveMQ Web Console - Clickjacking
更新履歴

  • [2016年04月12日]
      掲載

公表日2016/03/10
登録日2016/04/12
最終更新日2016/04/12