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JVNDB-2016-000195
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Cryptography API: Next Generation (CNG) におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Cryptography API: Next Generation (CNG) には、BCryptDecrypt の処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: NEC 芦野 佑樹 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 3.3 (注意) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 7 以前の Windows に含まれる Cryptography API: Next Generation (CNG)
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細工された鍵データを Cryptography API: Next Generation (CNG) で処理することで、当該製品を異常終了させられる可能性があります。
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[アップグレードする]
開発者によると、Windows 8 以降に含まれる Cryptography API: Next Generation (CNG) は本脆弱性の影響を受けないとのことです。
OS を Windows 8.1 以降にアップグレードしてください。
なお、開発者は次のように述べています:
この問題が悪用された場合の影響は限定的であり、最大でもローカル コンピューター上からの DoSに悪用される可能性があるとの判断です。そして、現状では、リモートからの悪用やコードの実行等は困難であると判断しております。
なおWindows 8 以降に含まれる Cryptography API: Next Generation (CNG) は本脆弱性の影響を受けません。OS を サポート対象の Windows 8.1 以降にアップグレードすることを推奨します。
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マイクロソフト
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- バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
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- JVN : JVN#20786316
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