【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000139

PhishWall クライアント Internet Explorer版における DLL 読み込みに関する脆弱性

概要

株式会社セキュアブレインが提供する PhishWall クライアント Internet Explorer版は、不正送金やフィッシング対策用のソフトウェアです。PhishWall クライアント Internet Explorer版のインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに問題があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性が存在します。

当該製品のインストーラは Install Shield の旧バージョンで作成されていますが、最新の Install Shield では、DLL 読み込みの問題に対して対策を行っています。詳細については「Best Practices to Avoid Windows Setup Launcher Executable Issues」を参照してください。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 吉川孝志 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


株式会社セキュアブレイン
  • PhishWall クライアント Internet Explorer版 Ver. 3.7.8.1 およびそれ以前のインストーラ

想定される影響

インストーラを実行している管理者の権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[最新のインストーラを使用する]
開発者が提供する情報をもとに、最新のインストーラを使用してください。
なお、本脆弱性の影響を受けるのはインストーラの起動時のみのため、既存のユーザは PhishWall クライアント Internet Explorer版をアップデートする必要はありません。
ベンダ情報

フレクセラ・ソフトウェア合同会社 株式会社セキュアブレイン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4846
参考情報

  1. JVN : JVN#45583702
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4846
更新履歴

  • [2016年08月17日]
      掲載
    [2017年05月23日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4846) を追加