【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000126

Vtiger CRM におけるアクセス制限不備の脆弱性

概要

Vtiger CRM は、オープンソースの顧客管理システム (CRM) です。Vtiger CRM には、ユーザ管理機能に対するアクセス制限不備の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション 廣田 一貴 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Vtiger
  • Vtiger CRM 6.4.0 およびそれ以前

想定される影響

管理者権限を持たない一般ユーザによって、任意の一般ユーザアカウントを作成されたり、他の一般ユーザの登録情報を改ざんされたりする可能性があります。
対策

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開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Vtiger
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4834
参考情報

  1. JVN : JVN#01956993
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4834
更新履歴

  • [2016年07月20日]
      掲載
    [2016年08月04日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4834) を追加