【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000071

WordPress 用プラグイン Markdown on Save Improved におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Markdown on Save Improved は、WordPress 用プラグインです。Markdown on Save Improved には、格納型のクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室 山本 健太 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Markdown on Save Improved
  • Markdown on Save Improved バージョン 2.5 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとにアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性に対応したアップデートを提供しましたが、サイト上ではこのプラグインの開発は停止している旨を記載しています。今後、アップデートが提供されない可能性がありますので、同機能を持つ別のプラグインへの移行を検討してください。
ベンダ情報

Markdown on Save Improved
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4812
参考情報

  1. JVN : JVN#26026353
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4812
更新履歴

  • [2016年05月25日]
      掲載
    [2016年06月08日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4812) を追加